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ブックメーカーアービトラージって儲かる?マクドナルドのバイトと比較してみた

      2016/02/29

投資商材としても注目を集めている「ブックメーカーアービトラージ」。
google検索すると、「詐欺」だったり、「儲からない」というワードが目立ちますが、本当のところどうなのか、今回は普通のアルバイトと比較して検証してみました。

Money and soccer ball isolated on white background

Money and soccer ball isolated on white background

ブックメーカーアービトラージとは

そもそもブックメーカーアービトラージとはなんなのかというところからご説明致します。

アービトラージの説明

そもそもArbitrage(アービトラージ)とは、日本語に翻訳すると『裁定取引』という言葉になります。
一般の株式市場や為替相場などでも行われている取引手法で、金利差や価格差を利用して利鞘(りざや)を得る方法です。
ブックオフで中古本を安く仕入れて、Amazonで販売する。
といった副業でも人気の高いビジネスと同じ形態で、販売する場所やターゲットによっては商品の価格差が生まれることを利用して差益を得る方法です。

例)
コンビニで150円で売っているカップ麺(商品)が、富士山の山頂(販売場所)だと400円で売れる。

同じ商品なのに、販売場所によって価値が異なります。
なので、麓のコンビニで買って、山頂で売れば、250円の差益が出ますよね。
これが簡単な構造になります。

ブックメーカーにおけるアービトラージとは?

では、ブックメーカーにおけるアービトラージ(=スポーツアービトラージ)とは何なんでしょうか。

上記の例でご説明すると
スポーツが「商品」(=カップ麺)で、ブックメーカーが「販売場所」(=山頂、麓)になります。

ブックメーカーはそもそもギャンブルの世界です。
しかし、複数のブックメーカーのオッズの違いを利用すれば、やはり前例のカップ麺のように、利益を得られる状態が生まれます。
ブックメーカーはヨーロッパを中心に1500社以上あると言われており、同じ試合でも、オッズがそれぞれのブックメーカーで変動します。

競馬と同じ理論で、胴元が儲かるようにそれぞれの集まった金額によってオッズが変動します。
人気があってお金がたくさん集まる商品はオッズが低くなり、人気のない商品はオッズが高くなるといった感じです。
カップ麺の価値の違いを、各社のオッズの違いと考えれば分かりやすいでしょう。

スポーツアービトラージの例)
イタリア vs スペインのサッカーの試合に対して
A社、B社二つのブックメーカーがこのようにオッズを提示している場合を考えてみます。

Aブックメーカー イタリア:1.90倍、スペイン:3.10倍 
Bブックメーカー イタリア:2.70倍、スペイン:1.70倍

A社ではスペインのオッズが高く、
B社ではイタリアのオッズが高くなっていますよね。
ここで、
A社でスペイン3.10倍に10000円
B社でイタリア2.70倍に10000円
合計20000円投資したとしましょう。

試合が終わると、
スペイン勝利の場合 Aで賭けた10000円×3.1倍 31000円リターン
イタリア勝利の場合 Bで賭けた10000円×2.7倍 27000円リターン

投資金の合計は20000円なので、結果 
どちらが勝っても7000〜10000円の利益となりますよね。

これが、スポーツアービトラージの構造です。
2つのオッズ差を利用した、構造上は100%リスクのない投資法です。
実際にはこのような極端なオッズ差はないのですが、この現象そのものは必ず発生します。
複数のブックメーカーに登録し、オッズ差を見つけて計算した金額を投資するというのがブックメーカーにおけるアービトラージとなります。
※ブックメーカーのオッズは、日本の競馬のようにレース直前まで変動するものではなく、自分が賭けたタイミングが有効になりますので、投資した時点でとりあえず利益は確定ということになります。

スポーツアービトラージのメリットデメリット

次にアービトラージのメリットデメリットを比べてみます。

メリット

時間と場所を選ばないでできることが最大限のメリットになります。
世界中のプロで行われている試合には賭けることができますので、
朝だろうが夜中だろうが世界では何かしらの試合が行われており、
その試合に好きな時間にパソコン1台あればカフェでも自宅でも仕事場でも賭けることができます。

また、差益を得るというビジネスモデルのため、リスクが小さいです。

FX=ハイリスクハイリターン
不動産=ミドルリスクミドルリターン
スポーツアービトラージ=ローリスクローリターン

という感じです。

デメリット

一見、リスクがないように見えるスポーツアービトラージですが、下記の通り、3つデメリットが存在します。

1、純粋な間違いbet
これは、単純にBetする試合や賭けの種類を自分が間違えた場合です。
もちろん、専用ソフトに従って正しく賭けていれば全く問題はありませんが、
あくまでも人力で行われる「作業」のため、ミスは出てきます。
この対策としては、Betする前のチーム名や金額、賭けの種類が合っているかのダブルチェックを行う必要があります。

2、オッズの変更
ダブルチェックをしている間にオッズが変更してしまいます。
競馬でもオッズは変更しますよね。それと同じ感覚です。

スポーツアービトラージをする際は、差益が発生した2つのブックメーカーを見つけ、ベットをしに行くのですが、
最初のブックメーカーへのベット完了後、もう片方のブックメーカーにベットをしに行く間に
オッズが下がってしまうと、その結果アービトラージが発生していない(もしくは差益が低い)状態になります。
その場合は、最初のブックメーカーに既にベットをしているため、
オッズが低くても、もう片方にベットをしなければならず、
賭け金やオッズに応じて損失が発生してしまいます。

3、betキャンセル
Betキャンセルとは、既にBetした賭けがブックメーカー側により、キャンセルされる事です。
そうなった場合、アービトラージとしてのBetが片方しか賭けていない事になり、完全な「ギャンブル」になってしまいます。
負ければその金額を失いますが、勝てれば、オッズに応じた金額が利益となりますが、これは完全な賭けですので投資ではなく、投機になります。

Betキャンセルされるケースとしては、ブックメーカーが間違えたオッズを出した場合や、金額の賭け過ぎによる規制によって起こる事象です。

「バイト vs ブックメーカーアービトラージ」どっちが儲かる?

今までスポーツアービトラージとはなんなのかという点を説明してきましたが、結局儲かるのか儲からないのか?というところが一番気になる点かと思います。
管理人が実際にソフトを利用して2ヶ月間運用してみた結果をアルバイトと比較してみます。

「スポーツアービトラージ」
必要資金・・・100万
稼働時間・・・48時間(1週間の内1日約4時間を3日稼働)
利益・・・・・43,521円

「アルバイト」
必要資金・・・0円
稼働時間・・・48時間(スポーツアービトラージと同様の時間と仮定)
利益・・・・・48,000円
※池袋サンシャインALTA店の時給1,000円を参考

なんとアルバイトの方が儲かるという結果に。。

スポーツアービトラージ同様に、アルバイトの経費はかかりません(交通費は会社支給)ので、手残りの利益もアルバイトの方がいい結果になります。

スポーツアービトラージの投資話でよくある営業トークで下記のものがありますが、実感値としてはあり得ない数字でした。

「100万円で始めたとして1.5%/日複利で1ヶ月行うと156万円になる。」

これだけ聞くと、「すごい!」となるかもしれませんが、MAXbetっというのが決まっており、
1回で100万円を賭けることはできない仕組みになっており、よくて20万程度でした。
しかもデメリットでも紹介した通り、賭けていく仮定で間違ったbetをしてしまったり、オッズがかわってしまうリスクが存在しており、実際には20万円で0.7%/日「単利」程度になり、1ヶ月運用してもさほど儲からず、そこにかかる時間やストレスはバイトよりコスパが悪いという結果になりました。

うまい儲け話には注意しましょう!

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